多くのスキーヤー・スノーボーダーは、車でスキー場に行くことが多いと思います。ですが、車を持っていない、車はあるけどスタッドレスタイヤは持っていない、という人も多いのではないでしょうか。東海エリアにお住まいなら、岐阜の一部を除いて雪が積もることはほとんどないですからね。
そんな方のために、本記事では名古屋から電車とバスで日帰りできるスキー場6か所と、泊まりがけなら新幹線・特急で行ける長野・新潟のスキー場4か所を紹介します。
電車なら帰りの運転をしなくて済みますし、一人でふらっと滑りに出かける、なんてこともできちゃうので結構おすすめですよ。
目的別のおすすめ
- とにかく早く着きたい:グランスノー奥伊吹(新幹線で米原まで約30分+シャトルバス)
- スキーだけでのんびり滑りたい:木曽福島スキー場(スキーヤー専用、駅からシャトルバスで約20分)
- 大きなゲレンデで滑りたい:めいほうスキー場(郡上八幡に前泊がおすすめ)
- 雪質のよい高い山で滑りたい:御嶽スキー場(ゲレンデの頂上は標高2,240m)
- 子ども連れで行きたい:ヨゴコーゲンリゾート ヤップ(無料シャトルバスあり)
- 景色を楽しみたい:びわ湖バレイ(琵琶湖を見下ろすゲレンデ)
- 泊まりがけで有名スキー場へ:GALA湯沢(新幹線の駅に直結)、白馬八方尾根、野沢温泉、志賀高原
日帰りできる6か所の比較表
| スキー場 | 県 | 最寄り駅 | 駅からの交通 | 料金 | 予約 | スノボ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| グランスノー奥伊吹 | 滋賀 | 米原駅・近江長岡駅 | シャトルバス | 片道1,500円 | 必要 | ○ |
| めいほうスキー場 | 岐阜 | 郡上八幡(長良川鉄道) | 無料シャトルバス | 無料 | 前々日まで | ○ |
| 木曽福島スキー場 | 長野 | 木曽福島駅 | シャトルバス(約20分) | 行き無料・帰り200円 | 行きは不要 | ×(スキーのみ) |
| 御嶽スキー場 | 長野 | 木曽福島駅 | タクシー・レンタカー(約60分)。送迎バスは今季未発表 | — | — | ○ |
| ヨゴコーゲンリゾート ヤップ | 滋賀 | 木ノ本駅 | 無料シャトルバス(約40分) | 無料 | 2日前まで | ○ |
| びわ湖バレイ | 滋賀 | 志賀駅 | 路線バス(約10分) | 有料 | 不要 | ○ |
※料金と予約の方法は、2026年10月15日時点で各スキー場の公式サイトに載っている情報です。今シーズンの運行が始まる前に、必ず公式サイトで確認してください。
マイアスキー場は今シーズン営業を見送り
以前この記事で紹介していた長野県の「開田高原マイアスキー場」は、運営会社が2026年10月1日に、2026-27シーズンの営業を見送ると発表しました。来シーズン以降の営業については、まだ決まっていないようです。
電車で行くときの注意点
駅からのバスは予約制が多い
駅からスキー場へのシャトルバスは、前日や2日前までの予約が必要なところが多いです。予約がないと運休になったり、満席で乗れなかったりすることもあるので、日程が決まったら早めに予約しましょう。
帰りのバスの時間を必ず確認する
帰りのバスは、夕方の1便だけということもあります。乗り遅れると帰れなくなるので、帰りのバスの時間から逆算して滑り終えましょう。
板やブーツの持ち運びを考える
自分の板を持っていく場合は、電車での持ち運びが大変です。荷物を減らしたいなら、スキー場やスキー場周辺のレンタルを使うのも手です。
グランスノー奥伊吹(滋賀県)

グランスノー奥伊吹は滋賀県米原市にある、関西最大級のゲレンデ規模を誇るスキー場です。
スキー場へは、「米原駅」か「近江長岡駅」から出る専用シャトルバスで向かいます。名古屋から米原までは新幹線で約30分とアクセスが非常によく、電車とバスを乗り継いでも、名古屋から約2時間でスキー場に着きます。
シャトルバス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗り場 | JR米原駅 東口、JR近江長岡駅 |
| 料金(片道) | 大人(中学生以上)1,500円、3歳〜小学生700円、2歳以下無料 |
| 予約 | 公式の予約サイトで事前に予約(空席があれば当日も乗れる) |
| 運行 | シーズン中はほぼ毎日 |
| 荷物 | スキー板やボードはバス後部のトランクに積める |
時刻表は公式サイトに画像で載っています。今シーズンの時刻は運行開始前に確認してください。

米原駅近くの宿
帰りのシャトルバスは夕方なので、2日間滑るなら米原駅の近くに泊まるのもよいでしょう。宿泊するなら、米原駅の目の前のホテルがおすすめです。
スキー場の詳しい紹介は、こちらの記事をどうぞ。

めいほうスキー場(岐阜県)

めいほうスキー場は、ロングコースを持つ岐阜県の大型スキー場です。バスツアーでも人気のスキー場で、規模が大きいので、レベルを問わずだれでも楽しめます。
スキー場へは、郡上八幡から出る無料シャトルバスで向かいます。郡上八幡へは、長良川鉄道というローカル線で行きます。本数が少ないので、当日の朝に出発して間に合うか、事前に調べておきましょう。
無料シャトルバス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な乗り場 | フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上(始発)、郡上八幡、城下町プラザ など |
| 料金 | 無料 |
| 予約 | 乗車日の前々日まで(公式サイトから) |
| 運行期間 | 12月中旬〜3月下旬 |
| 注意 | 前日の時点で予約が0名の場合は運休。無料のため補助席になる場合あり |
公式サイトに載っている時刻(年度の記載なし)では、行きは郡上八幡を8:35に出て、めいほうスキー場に9:30に着きます。帰りはスキー場を16:45に出て、郡上八幡に17:40に着きます。今シーズンの時刻は公式サイトで確認してください。

郡上八幡に前泊するのがおすすめ
朝のシャトルバスに間に合わせるなら、観光もかねて郡上八幡に前泊するのもよいでしょう。
木曽福島スキー場(長野県)

木曽福島駅からバスで行けるスキー場の一つで、駅からいちばん近いのがおすすめポイントです。
スキーヤー専用のスキー場なのでスノーボードはできませんが、そのぶんお子さまや初心者でも安心してスキーを楽しめます。
名古屋駅から木曽福島駅までは特急「しなの」で約90分、そこからシャトルバスで約20分です。スキー場の公式サイトでも、名古屋駅を7時に出れば9時ごろにゲレンデに着けると案内されています。
シャトルバス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 行き | JR木曽福島駅から無料シャトルバス(約20分)。特急「しなの」に合わせて発車 |
| 行きの時刻(昨シーズン) | 平日8:40、土日祝8:40・9:40 |
| 帰り | 無料シャトルはなし。木曽町の有料バス(片道200円)を利用 |
| 予約 | 駅から乗る場合は不要。途中の宿泊施設から乗る場合は事前予約が必要 |
今シーズンの時刻は、公式サイトで確認してください。

御嶽スキー場(長野県)

御嶽スキー場(旧名称:おんたけ2240)も、木曽福島駅からバスで行けるスキー場です。
ゲレンデの頂上は標高2,240mととても高いので、雪質のよさが期待できます。スノーパークや、お子さま向けのそりコースもあり、スノーボードも滑れます。
名古屋駅から木曽福島駅までは特急「しなの」で約90分です。木曽福島駅からスキー場までは、タクシーかレンタカーで約1時間です(公式サイト)。公式サイトには「送迎バス予約」のメニューもありますが、2026年10月時点では予約ページが開けず、今シーズンの運行は未発表です。運行の発表を確認するか、送迎のある宿に泊まるのが安心です。

御嶽スキー場の料金や、名前が「おんたけ2240」から変わった経緯、周辺の宿は、こちらの記事で紹介しています。

ヨゴコーゲンリゾート ヤップ(滋賀県)

ヨゴコーゲンリゾート ヤップ(余呉高原スキー場)は、滋賀県と福井県の県境にあるファミリー向けのスキー場です。
幅の広いゲレンデやキッズガーデンなどファミリー向けの設備がありますが、上級者向けの圧雪していないゲレンデやパークもあり、上級者も楽しめます。
名古屋駅からJR木ノ本駅までは、新幹線と在来線を乗り継いで約60分(在来線だけなら約120分)、そこから無料シャトルバスで約40分です。
無料シャトルバス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗り場 | JR木ノ本駅 西口 |
| 時刻(公式サイトの案内) | 行き:木ノ本駅 8:40発 → ヤップ 9:20着 / 帰り:ヤップ 15:00発 → 木ノ本駅 15:40着 |
| 予約 | 乗車の2日前の17時まで |
| 注意 | 座席に限りがあり、満席の場合は乗れない。5名以上の団体は対象外 |
帰りのバスは15時発と早めなので、滑る時間には注意しましょう。
びわ湖バレイ(滋賀県)

びわ湖バレイは、琵琶湖の西側、大津市にあるスキー場です。夏も「びわ湖テラス」として営業しているほど、景色のすばらしいスキー場です。
ゲレンデへはロープウェイで上がります。パークにも力を入れていて、琵琶湖に向かって飛び出すように置かれたキッカーは、写真映えを狙うには最高です。
名古屋駅からJR志賀駅までは、新幹線と在来線を乗り継いで約90分、そこから路線バス(江若交通)で終点の「びわ湖バレイ前」まで約10分です。土日祝は車の駐車場が満車になるほど混雑するので、公式サイトでも公共交通機関での来場をすすめています。
無料のシャトルバスではありませんが、路線バスなので、時刻表を見て帰りの便を選べます。昨シーズン(2025-26)の冬の営業は2025年12月20日〜2026年3月22日で、リフト券はロープウェイの往復込みでした。
夕方まで滑るなら、温泉宿に泊まるのもよいでしょう。JR志賀駅の近くなら、次の宿がおすすめです。
泊まりで行くなら:新幹線・特急で行ける遠方のスキー場
ここまでの6か所は名古屋から日帰りでも行けるスキー場ですが、泊まりがけなら、新幹線や特急で長野・新潟の有名スキー場にも電車で行けます。どこも名古屋から片道3〜4時間ほどかかるので、1泊以上で計画しましょう。
| スキー場 | 県 | 最寄り駅 | 駅から | 名古屋からの目安 |
|---|---|---|---|---|
| GALA湯沢スキー場 | 新潟 | GALA湯沢駅(越後湯沢駅) | 駅直結(越後湯沢駅からは無料シャトルバス約10分) | 約3時間〜3時間半 |
| 白馬八方尾根スキー場 | 長野 | 白馬駅 / 長野駅 | 白馬駅から路線バス / 長野駅から特急バス約60分 | 約4時間 |
| 野沢温泉スキー場 | 長野 | 飯山駅 | 直通バス「野沢温泉ライナー」約25分 | 約4時間 |
| 志賀高原 | 長野 | 長野駅 | 急行バス約70分(蓮池) | 約4時間〜4時間半 |
※名古屋からの時間は、乗り換えの待ち時間を含まない目安です。実際の時刻は乗換案内で確認してください。
野沢温泉や白馬、志賀高原など、温泉と一緒に楽しめる長野のスキー場は、名古屋からの車での所要時間と温泉宿をこちらの記事でまとめています。

GALA湯沢スキー場(新潟県)
新幹線の駅に直結していることで有名なスキー場です。東京駅から上越新幹線で最速71分で、駅を降りたらすぐゲレンデに出られます。越後湯沢駅で降りた場合も、無料シャトルバスで約10分です。
名古屋からは、東海道新幹線で東京まで行き、上越新幹線に乗り換えます。板やブーツを持って長く歩かなくていいので、電車派にはいちばんおすすめできるスキー場です。
なお、公式サイトでは2026年9月15日に「2026-2027ウインターシーズン南エリア営業休止のお知らせ」が出ています。滑れるエリアは公式サイトで確認してください。

越後湯沢駅の近くの宿
越後湯沢駅の近くに泊まれば、駅前の温泉街も楽しめます。GALA湯沢へは、越後湯沢駅から無料シャトルバスで約10分です。
湯けむりの宿 雪の花:越後湯沢駅から徒歩約3分。最上階の湯処から山の景色を眺められます。
ホテル バレ・ヴィラージュ:越後湯沢駅の東口から徒歩2〜3分。天然温泉の大浴場があり、お値打ちに泊まれます。
白馬八方尾根スキー場(長野県)
北アルプスのふもとにある、日本を代表するスキー場の一つです。
名古屋からは、特急「しなの」で松本駅まで行き、JR大糸線で白馬駅へ、そこから路線バスでスキー場に向かいます。特急「しなの」で長野駅まで行き(約3時間)、長野駅から白馬方面への特急バス(約60分)に乗る方法もあります。
白馬八方の宿
白馬八方温泉 しろうま荘:八方尾根スキー場まで徒歩5分、白馬八方バスターミナルから徒歩3分。バスで行く人にも便利です。源泉かけ流しの温泉があります。
白馬樅の木ホテル:白馬駅から無料の送迎(予約制、約5分)があるので、電車で行く人も安心です。温泉もあります。
野沢温泉スキー場(長野県)
温泉街のすぐそばにあるスキー場で、滑った後は温泉も楽しめます。
最寄り駅は北陸新幹線の飯山駅で、駅から直通バス「野沢温泉ライナー」で約25分です。名古屋からは、特急「しなの」で長野駅まで行き、北陸新幹線に乗り換えて飯山駅へ向かいます。

名古屋から野沢温泉までの電車の乗り継ぎや料金、車で行く場合との比較は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

野沢温泉の宿
野沢温泉ホテル:飯山駅からバスで約25分、「野沢温泉」バス停から徒歩8分。自家源泉の大浴場と露天風呂、貸切露天風呂があります。
湯の宿 トミケン:温泉街の中心にあり、野沢温泉スキー場まで徒歩約10分。飯山駅から野沢温泉ライナーで約20分です。天然温泉の内湯があります。
志賀高原(長野県)
いくつものスキー場が集まった、広いスキーエリアです。泊まるホテルの近くのスキー場から滑り始められます。
長野駅から志賀高原行きの急行バスに乗り、蓮池スキー場まで約70分です。泊まるホテルによって降りるバス停が変わるので、事前に確認しておきましょう。
蓮池の宿
志賀レークホテル:長野駅から志賀高原行きのバスで「蓮池」まで約60分。ジャイアントスキー場がすぐそこで、ゴンドラ乗り場のある「志賀高原山の駅」まで徒歩3分です。敷地内に天然温泉があります。
お得なきっぷ・ツアー
木曽エリアフリーきっぷ(JR東海)
木曽福島スキー場や御嶽スキー場に行くなら、JR東海の「木曽エリアフリーきっぷ」があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 名古屋市内発 10,000円(子ども用はなし) |
| 内容 | 特急「しなの」の普通車指定席で往復。中津川〜洗馬の間は特急・快速・普通列車の自由席に乗り降り自由 |
| 有効期間 | 3日間 |
| 特典 | 「エンジョイチケット」の引換券付き(お食事券・お買物券に交換)。木曽福島スキー場の公式サイトでは、スキー場でも使えると案内されている |
| 使えない期間 | 12月28日〜1月6日(ほかに4月27日〜5月6日、8月10日〜19日) |
年末年始(12月28日〜1月6日)は使えないので注意しましょう。
以前この記事で紹介していた「木曽路フリーきっぷ」は、JR東海の公式サイトから案内がなくなっています。
ツアーを使う
JR東海ツアーズなどから、電車とバス、リフト券がセットになったスキーツアーが出ることもあります。今シーズンの内容が発表されたら追記します。
電車にこだわらなければ、スキー場まで直行するバスツアーも便利です。管理人も、電車とバスツアーを組み合わせてスキー場に行ったことがあります。バスツアーなど、電車以外の行き方はこちらの記事にまとめています。

宿を探すなら
電車で行く場合は、帰りのバスの時間に縛られるので、泊まりで行くと時間を気にせず滑れます。
ゲレンデまで歩いて行けるホテル・宿をスキー場別にまとめた記事もあるので、参考にしてください。

関連記事
めいほうスキー場の詳しい紹介は、こちらの記事をどうぞ。

岐阜県のスキー場のオープン日は、こちらにまとめています。















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