車が無くても大丈夫!スキー場への行き方をまとめてみました

blue sedan on snow at daytime 参考情報
Photo by Oziel Gómez on Pexels.com

スキー・スノボをしよう!と思った時、皆さんはどうやってスキー場に行きますか?

毎年何回もスキー場に行く方はスタッドレスタイヤを装備した自家用車を持っている場合も多いでしょう。

しかし自家用車やスタッドレスタイヤを持っていない方はどうやって行けばよいのでしょうか。

また、スキー場にはたまにしか行かない、初めて行くという方はどのような方法がおすすめなのでしょうか。

本記事ではいろいろなスキー場への行き方とメリット・デメリットをまとめてみました。

それぞれの特徴をチェックし、自分に合った方法を検討しましょう。

  1. バスツアー 【1~3人で行く場合におすすめ!】
    1. バスツアーのメリット
      1. かなりお値打ちである
      2. 割引や特典が多い
      3. 用意するものが少なくて済む、手ぶらで行ける
    2. バスツアーのデメリット
      1. バスツアーでは行けないスキー場がある
      2. 荷物の運搬が大変
  2. 自家用車 【4人以上のグループやファミリーにおすすめ!】
    1. 自家用車のメリット
      1. スキー場を自由に選べる
      2. 行き・帰りの時間を自由に選べる
      3. 荷物の運搬が楽
      4. 宿泊や温泉など寄り道できる
    2. 自家用車のデメリット
      1. 長距離運転や雪道の運転が必要
      2. スタッドレスタイヤの購入にお金がかかる
      3. 人数が少ないと割高になる
      4. 車が汚れる、傷がつく
  3. レンタカー 【車を持っていない方におすすめ!】
    1. レンタカーのメリット
      1. 車を所有していなくてもok
      2. 車種を選ぶことができる
      3. スタッドレスタイヤの購入・装着の必要がない
      4. 運転手を交代しやすい
    2. レンタカーのデメリット
      1. 人数が少ないと割高になる
      2. 店舗に借りに行く/返却する必要がある
  4. スタッドレスタイヤレンタル 【車はあるけどスタッドレスタイヤがない方におすすめ!】
    1. スタッドレスタイヤレンタルのメリット
      1. レンタカーよりお値打ち
      2. スタッドレスタイヤの購入・装着の必要がない
      3. 人数が多いとお値打ち
    2. スタッドレスタイヤレンタルのデメリット
      1. 店舗に出向いてタイヤを交換する必要がある
      2. スタッドレスタイヤレンタルを実施している店舗数が少ない
      3. スタッドレスタイヤのメーカーや型番を選べない
  5. 電車&バス 【荷物の少ない方におすすめ!】
    1. 電車&バスのメリット
      1. 車・スタッドレスタイヤが必要ない
      2. 一人でも交通費がお値打ち
    2. 電車&バスのデメリット
      1. 移動に時間がかかる
      2. 荷物の運搬が大変
  6. その他
    1. 相乗り

バスツアー 【1~3人で行く場合におすすめ!】

バイキング付きプランのツアーはこちら

温泉宿に泊まれるツアーはこちら

全国旅行支援対象のツアーはこちら

バスツアーのメリット

かなりお値打ちである

スキー・スノボにかかるお金と言えばリフト券、ガソリン代、高速代、駐車場代、レンタル費、食費などが挙げられます。

多くのバスツアーは基本料金にリフト券や交通費が含まれており、かなりお値打ちな設定になっています。
(高鷲の場合、通常リフト券5400円に対しリフト券込みツアー代金は約8900円)

名古屋から高鷲スノーパークに行く場合のリフト券と交通費を、ツアーと自家用車で下記表にて比較してみました。

 バスツアー自家用車
(1名)
自家用車
(2名)
自家用車
(3名)
自家用車
(4名)
リフト代¥8900
(ツアー代)
¥5400¥5400¥5400¥5400
ガソリン代ツアー代に含む¥2360
(往復)
¥1180
(往復)
¥787
(往復)
¥590
(往復)
高速代ツアー代に含む¥7180
(往復)
¥3590
(往復)
¥2393
(往復)
¥1795
(往復)
駐車場代ツアー代に含む¥1000¥500¥333¥250
ひとりあたり合計¥8900¥15940¥10607¥8913¥8035

※参考にしたツアーはこちら JAMJAMライナー スキーツアー
※自家用車のリフト代はHP記載の基本料金
※ガソリン代はリッター15km、150円/Lで算出
※高速代は通常料金で算出

一人当たりの金額で考えると、3名を境に、少人数であるほどツアーのほうが安く済みそうです。

表には出てきませんが、自家用車では車両装備やスタッドレスタイヤなどにかかる費用もあります。

自家用車の場合でもリフト代の割引や高速料金の割引もあるため一概には言えませんが、少人数であればツアーを検討してみましょう。

割引や特典が多い

スキーツアーには、、軽食サービスや日によってはレディースデイなど多くの特典が用意されています。

基本料金が安いだけでなく、レンタルやスクールの割引が受けられるので、自分の板やウェアを持っていない人、スクールを検討している人には特におすすめです。

なお高鷲&ダイナや鷲ヶ岳&ホワイトピアなど、共通券が設定されているスキー場ではリフト券売り場にて+500円程度で共通券へ切り替えることができます。

各地域発のスキーツアーとその特典はこちらから検索できます

■東海発 ■関西発 ■関東発

割引・特典の一例(詳細は各ツアーを確認ください)

  • 板レンタル割引
    参考:大人各5,000円⇒3,200円、こども各4,000円⇒2,200円 など
  • ウェアレンタル割引
    参考:大人4,500円⇒2,700円、こども3,500円⇒1,700円 など
  • スクール割引
    参考:4,000円⇒3,500円 など
  • その他
    ワンポイントレッスン付き など
    出し入れ可能なロッカー・休憩フロア・大浴場入浴)割引1,600円⇒700円 など
    レディースデイは食事補助券1000円 など

用意するものが少なくて済む、手ぶらで行ける

スキー・スノボには板、ブーツ、ウェア、帽子、ゴーグルなど多くのアイテムが必要になります。

また、車で行こうとすればスタッドレスタイヤへの履き替えも必須と、用意するものが本当に多いんですよね。

その点、ツアーであれば先述のようなレンタル類の割引があり、車の心配をすることもありません。

自分の道具を持っていない、年に数回しか行かない場合はツアーがお手軽でおすすめです。

注意点として、スキー場によって帽子、手袋、ゴーグルなどの小物類はレンタルで扱っている場合とそうでない場合があります

小物をレンタルできるかは事前に確認しておくと良いでしょう。

もしくは小物くらいは自分専用で買っておくのもいいですね。今どきは安くておしゃれな商品がたくさん出ています。

バスツアーのデメリット

バスツアーでは行けないスキー場がある

バスツアーの行き先はすべてのスキー場が設定されているわけではありません。

行きたいスキー場を見つけたがツアーが設定されていなかった・・・なんてこともあります。

ツアーで行けないスキー場としては僻地すぎる、規模が小さいなどマニアック目のスキー場が該当します。

とはいえ大抵の人気スキー場はバスツアーに設定されていますので、その中から選べばよほどハズレはないでしょう。

ツアー設定のあるスキー場は下記ページのプルダウンから検索してみてください。

■東海発 ■関西発 ■関東発

荷物の運搬が大変

自分の板やウェアなど大きい荷物を持っていく場合、大抵はツアーバスの荷台に載せてもらうことができます。(荷物の制限については各ツアーにてご確認ください)

ですが自宅からバスツアー乗り場までは徒歩や電車で荷物を運ぶ必要があります。

その場合は板ケース、特にオールインワンタイプのバッグがあるとかなり楽になりますよ。

自家用車 【4人以上のグループやファミリーにおすすめ!】

自家用車のメリット

スキー場を自由に選べる

ツアーでは決められた場所しか選べませんが、自家用車であればツアーが開催されていない場所を含む、すべてのスキー場に行くことができます。

ツアーで行けるスキー場は大きくて人気の場所ばかりなので、穴場スキー場や秘境にあるようなスキー場に行くには自家用車が必要です。

もちろん車にはスタッドレスタイヤの装着が必須ですのでお気を付けください。

マイカーで行くツアー、その名もマイカープランというものがあります。

温泉宿やビュッフェ付きのプランなどいろいろありますので調べてみましょう。

JAMJAMツアーのマイカープランはこちら

行き・帰りの時間を自由に選べる

スケジュールの決まっているツアーと異なり、自家用車であればいつでも帰ることができます。

早朝に出発すれば混雑する前に滑り始めたり、早く切り上げて帰ることもできますよね。

また、ナイターや早朝営業はツアーでは行くことができません(一部を除く)ので、自家用車は必須となります。

荷物の運搬が楽

バスや電車などと違い乗り換えがないため、自分のスキー板やウェアを持っていく際は自家用車が最も楽です。

車に取り付ける専用のキャリアがあれば人数分の板やウェアでも運ぶことができます。

ちなみに、キャリアが無くてもシートを倒すなど工夫すればスキー板、スノボ板は大抵の自動車に積むことができます。

実際、管理人は軽自動車内に178cmのスキー板を載せてスキー場に行っていました。

宿泊や温泉など寄り道できる

自家用車であればスキー終わりに温泉に寄って行く、そのまま観光・旅行につなげるなど自由な予定を組むことができます。

せっかく遠出しているのでスキー以外のレジャーや観光も楽しみたいですよね。

スキー場と宿を別々に予約するのもいいですが、マイカーで行くツアー「マイカープラン」であればリフト券と宿がセットになっておりとてもお値打ちです。

対象のスキー場やプランは下記から検索してみてください。

JAMJAMツアーのマイカープランはこちら

参考にスキー場に近いホテル・旅館をまとめましたので下記も是非ご覧ください。

自家用車のデメリット

長距離運転や雪道の運転が必要

スキー場は基本的に山奥あるため、長距離運転(名古屋~高鷲で片道2時間程度)する覚悟が必要です。

また、スキー場近くでは雪道や凍結した道路になる可能性が高いので、速度や車間距離などいつも以上に気を付けましょう。

早朝に出発しての運転や、滑り終わった後の運転は眠くなりがちです。

あらかじめ休憩場所や交代要員を検討しておくとよいでしょう。

スタッドレスタイヤの購入にお金がかかる

車でスキー場に行くということは、雪の積もった坂道を通ることになるため、スタッドレスタイヤの装着が必須です。

雪の降らない地域にお住まいの場合、スタッドレスタイヤをお持ちでない方も多いかもしれません。

繰り返しになりますがスタッドレスタイヤは必須です。間違ってもノーマルタイヤで行ってみる、なんてことはしないようにしましょう。

※ただし、シーズン初めや春スキーなど道路に雪がない場合は、各スキー場が「ノーマルタイヤでOK」などホームページでお知らせしてくれる場合があります。

安く済ませたい場合はネットでタイヤを購入して、近くの店舗で取り付けることができるオートウェイがおすすめです。

タイヤ&ホイールセットがお値打ちに購入できます。

オートウェイHPはこちら

人数が少ないと割高になる

自家用車でスキー場に行く場合、リフト代以外にもガソリン代、高速代などが発生します。

本ページ上部の表でも紹介しましたが、ツアーと比較すると2人以下の場合に割高になってしまいます。

逆に言うと人数が多いほど一人当たりの交通費は抑えられるのでお得とも言えます。

ファミリーや大人数グループでスキー場に行く場合は自家用車がよいでしょう。

車が汚れる、傷がつく

自家用車でスキー場に行くのであれば、多少の汚れや傷は覚悟しておいた方が良いでしょう。

排気ガスまじりの雪や泥、融雪剤などがどうしても車に跳ねてしまいますので、こればかりは仕方がありません。

また、スキー場の駐車場では板やストックを持つ人が行き交うため、車にかすり傷をつけられてしまった、なんて可能性も大いにあり得ます。

傷をつけられるのが心配な方は、あえて遠くの駐車場に停めるなどした方がいいかもしれませんね。

レンタカー 【車を持っていない方におすすめ!】

レンタカーのメリット

車を所有していなくてもok

レンタカーであれば雪装備付きの車を借りることができるため、車を所有していない人でもスキー場に行くことができます。

先述した自家用車のメリットと同じく大人数だと割安になるため、人数に合わせてコンパクトやミニバンなどちょうどいい車種を選びましょう。

大事なことですが、借りる際はスタッドレスタイヤ装着であることを確実にチェックしましょう

スタッドレスタイヤ標準装備のレンタカーはこちら

車種を選ぶことができる

レンタカーであれば参加人数や荷物の多さによってはミニバンを選んだり、価格を抑えるためにコンパクトカーにするなど車種を選ぶことができます。

長距離になる場合は大きめの車種にしておいて、運転交代要員が仮眠を取れるようにするのがおすすめです。

スタッドレスタイヤの購入・装着の必要がない

レンタカー各社は冬になるとスタッドレス装着車を用意し始めます。

会社や店舗によってはスタッドレスが標準装備だったりオプションだったりしますので、しっかりチェックしましょう。

じゃらんレンタカー スタッドレス特集

中には提携スキー場のリフト券がセットになったプランを出している会社もありますので、積極的に利用しましょう。

運転手を交代しやすい

自家用車を乗り回す場合、保険の関係上人に運転してもらうのがためらわれる場合があります。

その点、レンタカーであれば借りる際に運転する可能性のある人を申告し免許証を提示しておけば保険の適用内となり運転手を交代することができます。

車でスキー場に行く場合は長距離運転がつきものですので、疲れる前に交代できるよう話し合っておくとよいでしょう。

レンタカーのデメリット

人数が少ないと割高になる

レンタカー代を人数で割るとすると、人数が増えるごとに1/2、1/3と減っていきます。

逆にいうと人数が少ないほど一人当たりのレンタカー代が高くなってしまいます。

レンタカー代を抑えるには出来るだけ小さい車種を選択する、車に乗れるだけ多くの人数を集めるなどしましょう。

店舗に借りに行く/返却する必要がある

当然ですが予約した車をレンタカー屋さんの店舗まで受け取りに行く必要があります。

また、帰りも返却してそこから帰宅・・・と少し煩わしいデメリットがあります。

出来るだけ自宅や駅から近い店舗で借りるようにしましょう。

スタッドレスタイヤレンタル 【車はあるけどスタッドレスタイヤがない方におすすめ!】

スタッドレスタイヤレンタルのメリット

レンタカーよりお値打ち

雪の降らない地域にお住まいであれば、車はあるけどわざわざスタッドレスタイヤまでは持っていない、という方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのがスタッドレスタイヤレンタルです。

スタッドレスタイヤレンタルでは、借りるのはあくまでタイヤだけですので、車体ごと借りるレンタカーよりお値打ちに利用することができます。

借りられる期間は数日から1シーズンなど幅広いため、目的に合わせて利用できます。

愛知県でスタッドレスタイヤレンタルを実施しているのは下記のお店です。

生田タイヤ商会(蒲郡市)

404 Not Found

都オート(長久手市)

[スタッドレスタイヤレンタル]愛知 (株)都オート
スタッドレスタイヤ、ホイールレンタル長久手(株)都オート/トップスレンタカー

スタッドレスタイヤの購入・装着の必要がない

スタッドレスタイヤレンタルであればタイヤの保管場所は必要なく、レンタル中の自分のタイヤも店舗で預かってもらえます。

タイヤの交換もお店にお任せすれば場所も作業もしなくて済むので非常に楽ですよね。

人数が多いとお値打ち

これはレンタカーと同じメリットですが、タイヤのレンタル代を人数で割ることを考えれば、人数が多いほどお値打ちですよね。

元の値段がレンタカーより安い分、一人当たりの価格を下げることができます。

スタッドレスタイヤレンタルのデメリット

店舗に出向いてタイヤを交換する必要がある

スタッドレスを装着した自家用車であれば自宅から直接スキー場に出発することができます。

しかしスタッドレスタイヤレンタルであれば少なくとも装着する日は店舗に出向いて交換する必要があります。

長期レンタルであればまだ良いですが、レンタル当日にスキー場に行く場合は予約やスケジュールをしっかり確認しましょう。

スタッドレスタイヤレンタルを実施している店舗数が少ない

業務用を除く、一般向けのスタッドレスタイヤレンタルを行っているお店は非常に少ないです。

オートバックスなど大手チェーンは行っていませんので、お店が近くにないと不便です。

スタッドレスタイヤのメーカーや型番を選べない

買うわけではないので、そこまでこだわる必要はないかと思いますが、タイヤのメーカーや型番は基本的に指定できません。

国産タイヤがいい!などこだわりがある方は事前に問い合わせるなどしましょう。

電車&バス 【荷物の少ない方におすすめ!】

電車&バスのメリット

車・スタッドレスタイヤが必要ない

スキー場までは電車とシャトルバスもしくは路線バスを利用するので、車やスタッドレスタイヤが必要ありません。

もちろん運転も必要ありませんので、行きや帰りに寝ることもできるのはありがたいですね。

一人でも交通費がお値打ち

一人でスキー場に行く場合、自家用車だとガソリン代や高速代がどうしても高くなってしまいます。

電車&バスであれば交通費は電車代とバス代(無料の場合もあり)だけですので、人数が少ない場合は電車も検討しましょう。

電車&バスのデメリット

移動に時間がかかる

僻地にあるスキー場に直接向かう自家用車に比べ、やはり電車のほうが時間がかかってしまいます。

また、行きも帰りも電車の発着時間を常に気にする必要があるので、事前の確認が必要になります。

シャトルバスに間に合うようあらかじめ調べておきましょう。

荷物の運搬が大変

自分の板やウェアが入ったバッグを持っていく場合、電車に持ち込むことになるので少し大変です。

特に平日の通勤時間や休日の人の多い時間の電車ですとかなり荷物が邪魔になってしまいます。

電車での移動は、スキー場で板やウェアをレンタルする方のほうが向いていると思います。

その他

相乗り

twitterや専用コミュニティで相乗り相手を募集したり、乗せてくれる運転手を探して一緒に行くというパターンもあるようです。

人数が少ない場合の高速代やガソリン代を抑える目的でやっているのだと思われます。

初対面の人でも気にならない方向けですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました