岐阜県奥美濃地方のスキー場「高鷲スノーパーク」「ダイナランド」は互いに隣接するスキー場であり、共通リフト券による圧倒的な規模を売りとしているスキー場です。
そんな高鷲&ダイナのおすすめポイントとちょっとした注意点を紹介します。
混雑具合などは経験をもとにした個人の感想です。
高鷲&ダイナに行くならリフト券がセットになったツアーがお得です!
ツアーの詳細は下記よりご確認ください。
近隣のおすすめスキー場は下記記事をご覧ください。
高鷲&ダイナの良いところ
圧倒的に規模が大きい
出典:ダイナランドHP
高鷲スノーパークとダイナランドはどちらもマックアースが運営しており、名前こそ2つありますが合わせて1つの大きなスキー場として考えていいでしょう。
共通リフト券一日券が4900円に対しダイナランド単独1日券が4600円と差額はほとんどないため、理由がない限りは共通リフト券の購入をお勧めします。共通券があれば初級者向けから上級者向けまでバリエーション豊富な全29コースを滑ることができます。
新潟県の有名なスキー場である「かぐら」「苗場」ですらそれぞれ単独で23コースですから、いかに規模が大きいかが分かります。規模が大きいということはどんなレベルの人でも適したコースを見つけられるということですので、大人数やレベルの異なる集団でも楽しむことができるでしょう。
アクセスが良い
出典:ダイナランドHP
アクセスがいいのは奥美濃エリアの特量でもありますが、高鷲&ダイナは高鷲ICから車で約10分、名古屋から車で約110分で到着することができます。
高速道路の道中には関SA、ひるがのSAなど比較的大きなサービスエリアがありますし、高速道路を降りてからもコンビニやガソリンスタンドがあるため、食事や休憩をとりながら移動することができます。
駐車場は普通車で1000円かかるため忘れずに準備しておきましょう。
ナイター/早朝営業がある
出典:ダイナランドHP
ダイナランドはナイター設備を備えており、「ヨルダイナ」「アサダイナ」と称してナイター営業、早朝営業を行っています。ヨルダイナ営業時間は~23:00(リフトは最終乗車22:30)で、通常の一日券とは別にナイター券を購入する必要があります。
ナイター時間もパークを営業しており、連休前日の夜に到着して一足先に滑ったり混雑も少ないため一人でコソ練などしたい方にはおすすめです。それなりに来場者はいますがリフト待ちはほとんどなく、ナイター営業時間中に解放されるセンターハウスの座席なども座れないほど混雑することはないでしょう。
アサダイナ営業時間は6:00~で、ご来光を眺めながらのスキーや混雑前に滑りたい方はぜひともご活用いただきたいです。通常の一日券で滑ることができるのもうれしいポイントです。
早く到着すれば車をセンターハウス近くに駐車することができるため、帰りに歩く距離を短くすることもできて一石二鳥です。
ゲレンデから徒歩で行けるダイナランド公式ホテルがあります。ヨルダイナ・アサダイナを利用する際はぜひ宿泊してみましょう。
ツリーランコースがある
出典:ダイナランドHP
高鷲&ダイナは奥美濃エリアで唯一ツリーランコースを備えたスキー場です。
ツリーランとは文字通り木々の生えた非圧雪の斜面を滑ることができるため、通常のコースとは異なる緊張感、冒険感を味わうことができます。一般的にツリーランや非圧雪コースの滑走は上級者向けとされていますが、高鷲&ダイナには合計10か所のツリーランエリアがあり、平均斜度12度の緩いコースもあるため、初めてチャレンジする初心者から上級者までツリーランを楽しむことができます。人が滑るたびにコースがでこぼこになり滑りづらくなるため、爽快ににツリーランを楽しみたい方はオープン直後を狙うとよいでしょう。
※ツリーランは定められたコースのみで可能です。滑れそうだからと言ってコース外に出る行為は禁止されており大変危険なので絶対にやめましょう。
高鷲&ダイナの注意点
人気があるため常に混雑している
先述のとおり高鷲&ダイナは規模も大きく非常に人気のスキー場です。
人気であるがゆえにいつも混雑しているのがちょっと残念なポイントです。特に高鷲スノーパークの目玉でもあるゴンドラは土日であれば十数分待ちの覚悟が必要です。
混雑を避けたい方は、規模の大きさを生かして空いているコースを探しながら滑るのが良いと思います。
また、滑走中やリフト待ちだけでなく混雑しているとつらいのが食事時。どこのスキー場も同じですが12時から14時頃は食堂が混雑しますので時間をずらして食事をとることをお勧めします。
皆が滑っているときに食事をとり、皆が食事をしている時間に滑るのがスキー場の鉄則と言っても良いでしょう。
15時が近づいてくると遠方から来た人々が帰り始めるため、このころには混雑も落ち着いてくるのではないでしょうか。
- 共通券を購入し、空いているコースを探しながら滑る
- 食堂が混雑する12時から14時は滑る!それ以外の時間で食事!
- 15時以降は混雑が解消され始める
夕方になると高鷲IC入り口で渋滞する
高鷲&ダイナに限った話ではありませんが、奥美濃エリアのスキー場は高鷲ICを経由して来訪する人が多いため、営業時間終了直後は高鷲ICが混雑することがあります。
特に悪天候の日は視界や道路状況が悪いせいか、ほとんど動けず帰宅時間が大幅に遅れた、なんてことも何回か経験しています。
混雑をさける方法は「時間をずらす」これに限ります。アサダイナで6時から滑り始めれば15時に切り上げるとしても9時間は滞在できることになるので十分ではないでしょうか。もしくは帰宅前に近くの「湯の平温泉」「ふたこえ温泉」でゆっくり温泉につかり、食事をとってから遅めに出発するという方法もあります。(ただし温泉自体もかなり混雑しますので注意!)
混雑すると言ってもよっぽどの悪天候でなければ、ほとんど動けないなんてことはありません。天気と時間と相談しつつ、悪天候の日は早めに切り上げることも検討しましょう。
- アサダイナを利用するなどして、早く来て早く帰る
- 付近の温泉や食事処でゆっくり休憩してから帰宅する
- 悪天候であれば早めに切り上げることも検討する
高鷲&ダイナ周辺のホテル・宿
ホテル ヴィラモンサン 【ダイナランド ゲレンデまで徒歩7分】
ホテル ヴィラモンサン はダイナランドのゲレンデから最も近いホテルです。
徒歩なら約7分、シャトルバスなら1分程度でゲレンデに到着できます。
ダイナランドはナイターや早朝営業を実施しているので、宿泊したほうが思う存分楽しめるでしょう。
宿泊者特典として一日券が大人¥4900円→¥2000円、ダイナランドナイター券が大人¥2700円→¥1500円とお値打ちに購入できます。
そのほかにもスクールやレンタルの割引などたくさんの特典がありますので是非チェックしてみてください。
ちなみに個人的おすすめポイントはバー・ラウンジでくつろげること、お風呂のドライヤーが高級・高機能タイプだったことです。
大日荘 【ダイナランド ゲレンデまで車で5分】
大日荘は一見普通の民宿ですが、中は昭和レトロを基調とした非日常感を味わうことのできる宿です。
ダイナランドのゲレンデまでは車で5分、もしくは無料のタカススノーシャトルバスに載れば10分で到着できます。
スキー場近くの宿にしては宿泊料が安いため、予算を抑えたい方にお勧めです。
シェソワ ワカミヤ 【高鷲スノーパーク ゲレンデまで車で5分】
シェソワ ワカミヤは奥美濃で人気のファミリー向けスキー場 ひるがの高原の近くにあるペンションです。
ひるがの高原までなら徒歩2分、高鷲スノーパークなら車で5分で到着できます。
料理の評判がよく、夕食はボリューム満点のシェフお任せコースとなっており、食事も楽しみたい方にお勧めです。
牧歌の里も車で5分と近いので、スキー以外の観光もしたいファミリーにおすすめのホテルです。
サンメンバーズひるがの 【高鷲スノーパーク ゲレンデまで車で10分】
サンメンバーズひるがのは、その名の通りひるがの高原にあるおしゃれなホテルです。
ひるがの高原までなら車で5分、高鷲スノーパークなら車で10分で到着できます。
木を基調とした外国風のたたずまいで、暖炉を中心とした温かいロビーが出迎えてくれます。
バーラウンジやカラオケルームを備えるなど設備も充実しており、ファミリーや団体での利用にお勧めです。
お風呂は展望風呂や露天ジャグジーとなっており、お風呂にこだわりのある人も満足できるでしょう。
高鷲&ダイナ周辺のレンタルショップ
ゲレンデ内にレンタルショップはもちろんありますが、料金を抑えたいなら周辺のレンタルショップの利用をお勧めします。
注意点としては前日までに予約が必要な場合があること、夕方になると返却で駐車場やカウンターが混雑することです。
web予約や営業案内は各ホームページから確認しておきましょう。
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